天津大学オンライン留学


昨年9月から12月にかけての4ヶ月。オンライン留学で天津大学の授業を受けていました。それが無事に修了!修了証書をいただきました☺️

今回は复旦大学に続いて、2度目のオンライン留学。(复旦大学のオンライン留学についてはこちらをどうぞ)

今回も中国政府の奨学金で受講したので、無料でした👏👏教育に力をいれる中国、本当にありがたい…!

今回も45分×2コマ ×週5日 のがっつり学習です。前回の复旦大学オンライン留学がスタートした時はHSK4級レベルで、受講したクラスは中級クラス。今回はHSK5級取得済みだったので高級クラスになりました。

天津大学は、(おそらく)高級クラスが最上級クラスだったので、私のようにHSK5級取得したばかりの人もいれば、HSK6取得済みの人、留学経験がある人、中国語を使って既に働いている人…等、クラスメイトのレベルが様々でした。私はおそらくクラス内でかなり下の方のレベル。頑張って着いていかなければ…と、始まる前はビビっていた記憶があります。笑

始まってみると、それは杞憂に終わりました。

私の中国語が思ったより凄かった…というわけではななく(そうだったら良かったんですが。笑)、先生たちはすこぶる親切で、質問は快く受け入れてくださり、分からない部分は授業後居残って教えてくださいました。それに、クラスメイトに恵まれました。レベルの高い同学は、わからないところや聞き取れなかったところを教えてくれたし、会話の言い回しが変だったり、先生に対して少し失礼にあたるような表現は後で直接教えてくれました。自分よりできる人達の中で学ぶのは、悔しい・焦る気持ちもありますが、少し先を行く学習者の背中を追いかけながら学べたことは、本当に得がたい経験でした。

では、ここからは今回の良かった点と反省点を。(これからオンライン留学をされる方の参考になれば…!)

🌟良かった点

👌設備・アプリに慣れていた。

前回の留学で、webカメラ・マイクなど一通り揃えていたのと、留学に使用するアプリ(老师との連絡は微信、授業はVoov、授業のアーカイブや資料の受け取りは网易邮箱大师、宿題提出やテストは唐风app)をほぼDLしていて使ったことがあったので、ストレスなく対応できました。ちなみに、どのアプリも日本で使用可能なものばかりです。

👌積極的に発言し、授業に参加した。

授業中、自分の意見や経験を問われることも多かったのですが、脳内でまだ内容がまとまってなくても、とりあえず手を挙げて発言するようにしてました。なぜなら、1クラス15人程度生徒がいるので、最初に手を挙げないと発言機会を失ってしまう可能性があったからです。しかし……先に手を挙げてから発言を考えていたので、咄嗟に正しい文法で話す能力がまだ足りない…という自分の実力の無さも思い知らされました。

👌授業が終わったあと、居残って質問した。

居残ってお喋りする。わからないところは、個別に老师に連絡して(微信で)教えてもらう。天津大学の先生たちは本当に素晴らしく、質問することを喜んで受け入れてくださる方ばかりだったので、有難く利用させていただきました。わからない点が解決するだけでなく、中国語でなんと聞けば聞きたい内容が伝わるのかを学べた機会でもありました。またクラスメイトの助けもあって、目上の方や老师に対しての言葉として相応しいかどうかを気にするようになりました。

👌教科書についている音源を、1.0倍スピードで読めるようになるまで音読する。

复旦大学の時は、教科書のお手本音声のスピードについていけるほど読めなかったので諦めていたのですが、今回、授業中に音読発表をする時間がかなりあったこと・先生から「正しく読めたら、早く読む練習もしなさい」と言われたこと・レベルの高いクラスメイトは読むスピードも速いこと…から、私もお手本音声のスピードで読めることを目標に、授業前の30分は毎朝ひたすら音読してました。そうすると、ある程度のまとまりで読む能力がつき、読解スピードも速くなった(気がする)し、听力が前よりマシになりました…(听力はまだまだ課題です。笑)

👌中国語のドラマを見るようになった。

これまで教科書や本をメインに勉強してきたことや、留学経験がないこと、中国人の友人がいない…等の理由で、会話表現や感嘆表現等がわからない、という弱点が露呈しました。もっと日常使いの中国語に触れなければ…!と思ったのと、クラスメイトの後押しもあり、中国のドラマを見るようになりました。

🌟反省点

❌寝坊した。笑

仕事でも約束でも、遅刻や寝坊はしないタイプですが、ひっっっっっっっさしぶりに寝坊しました。笑 起きたら1コマ目が終わってました。笑 皆様、夜更かしはほどほどに……笑

❌勢いにまかせての発言が多かった

前述の通り、授業中は、とりあえず先に手を挙げてから発言内容を考えていたので、中国語を話すハードルは以前よりも低くなりましたが、その分文法がめちゃくちゃ、的確に伝わらない…ということも頻発していました。使える語彙量を増やすこと、口からとっさに出てくる表現を増やすこと、文法の再確認が必要だなぁと感じました。

長くなりましたが、とても楽しい4ヶ月でした。人に恵まれ、機会に恵まれました。もし現地留学する機会があるのならば、絶対に天津大学に行きたい!!と思えるくらい、素晴らしい4ヶ月でした。仲良くしてくれた同学们、本当にありがとうございました!

現地留学はまだ難しい状況ですが、オンライン留学も学ぶことはたくさんあります。また現地留学に比べて、奨学金受給のハードルがかなり低いので、学習者でタイミングがあう方には、本当におすすめです☺️


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