本能寺 刀剣展2018秋


寺町御池下ルに位置している本能寺(正式な漢字が変換できないので、こちらで御容赦ください…)の

刀剣展2018秋

に行ってきました。

前回の刀剣展が過去最高の盛り上がりをみせたことで、2回目となる今回の刀剣展が開催されたそうです。

本能寺は、ご存知のとおり織田信長に縁のあるお寺。なので、信長公や森蘭丸が所持していたと伝わる刀を中心に展示されています。

今回の展示で、1番印象的だったのは【太刀 伯耆国安綱但磨上無銘 南蛮拵え】という刀。

安綱作(童子切の作者ですね!)の日本刀を、信長の命により、洋式の剣に作り替えたものだそうです。

織田信長は、天下布武をスローガンに天下統一を目指しました。その中で勝利し分捕った刀は、磨り上げて銘を切り取ったそうです。銘を切り取って無銘にしてしまうことが、対抗勢力に対しての勝利の証だったのかもしれません。ただ、この刀に関しては、磨り上げを命じられた竹屋惣左ヱ門という人が安綱の銘を切り取ることを惜しんで、見えないところ(切羽の裏)に

「この刀は安綱作で、竹屋が擦り上げたもの」だという意味の言葉を刻んだことで、その事実が今に伝わっているのだとか。

信長公の命に背いてでも後世に伝えたかった安綱の刀。元々はどんな姿だったんだろう(=^^=)

ちなみに、この刀には信長公の血痕と髪の毛が付着していたため、自刃の際に使われた刀では?と言われているんだとか。

なんか、いろいろスゴい(語彙力どこいった)

展示室は2階でしたが、3階は日本刀についてわかりやすく教えてくださる展示がありました。

日本刀が出来るまでや、切羽の裏ってどこやねん…みたいなことを、展示とお話で詳しく学べます✨

三日月宗近の解説パネルもめちゃくちゃわかりやすい……!

12月25日(日)までです!急げっ


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