オンライン留学が終わりました


約2年半続いたオンライン留学。一旦、一区切りつきました。

オンライン留学というのは、オンラインでPC・スマホを使用し、中国の大学の授業を受けること。元々は、コロナ禍で現地留学ができなくなった学生のために始まったものですが、私のような社会人にも広く門戸を開き、しかも中国政府の奨学金もいただいていたので、この2年半ほぼ無料で週5日、大学の授業を受けることができました。

コロナ禍、ままならない事も多かったですが、中国語学習に関しては、タイミング最高!気軽に勉強する環境が整っていたのでした……ラッキー!

最初の半年は復旦大学、その次の半年は天津大学、残り1年半は華東師範大学で学びました。3ヶ所とも、有名な大学です。

天津大学のみ日本人クラスでしたが、他は日本人がほぼいないクラス。生徒の8割がベトナム、1割がロシア、あとの1割を日本・タイ・チリ・エジプト等の国。母語は皆違いますが、中国語という共通の言葉があるからコミュニケーションを取る事が出来る。中国文化についても学びましたが、オンライン留学を通して、ベトナム等他の国についても知識がつきました。

他の国の学生との交流は本当に面白かった!

韓国の学生はどんなに朝が早くてもお化粧バッチリだったし、とある国の学生の中には、授業中にいきなり電話しはじめるクラスメイトもいました。自由か!笑

日本人と比べて、皆もっと感覚的に言語を学んでいて、討論が好きだというのも印象的でした。

修了証

オンライン留学の良さは、自宅から現地の大学の授業に参加出来ることですが、それ以上に、日本にいながら、全てを中国語で完結しなくてはいけないという環境を経験できたことが大きかったです。

段々と現地留学に切り替える学生が増えてきて、オンライン留学の機会は少しずつ減ってきています。(私も夜の授業クラスしか開講されなくなったため、ここで一旦一区切り)

学生時代に中国語を学んだわけても、中国にルーツがあるわけでもない。周りにネイティブがいるわけでもない。それでも、このオンライン留学のおかげでHSK3スタートからHSK6合格まで辿り着きました。

私と同じバイリンガルMCのベトナム人と同じクラスになり、お互いに仕事の情報共有ができたことも刺激になりました。

仕事をしながら週5で授業を受けて、毎日毎日鬼のような量の宿題をこなすのは正直大変でしたが、その価値がある経験でした。

また、いつか参加したいな。

中国の大学は良くも悪くも適当柔軟なので、そのスピード感に触れられたことも良い経験でした。もし、オンライン留学のチャンスがあるのなら、ぜひチャレンジすることをおすすめします!

クラス写真

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