ミュージカル「ブロードウェイと銃弾」


梅田芸術劇場で3月20日まで上演のミュージカル「ブロードウェイと銃弾」を観に行ってきました。

松ステでしか梅芸(メインホールね)に入ったことがなかったので
オーケストラピットがあることにまず驚きました(そこから?笑)

アカデミー賞で7部門にノミネートされた同名映画を
映画で監督を務めたウディ・アレンが自らミュージカル化。
そして、その初めての日本版が今作です。
主演は、浦井健治さん&城田優さん。

テニミュ出身の出世頭の1人が、城田優さんだと思っているのですが
テニスのラケットを汗だくで振っていた手塚は今やミュージカル界の若手エース!との噂を聞き、行ってまいりました。(動機。笑)

城田優さん、推せる…

続きはネタバレあります!

売れない劇作家デビッド(浦井健治さん)がついに大きな劇場で自分が書いた脚本の舞台を上演できることに…!
しかし、プロデューサーが見つけてきたその舞台のスポンサーは、ギャングの親玉(ブラザートムさん)で、しかも、自分の愛人オリーブ(平野綾さん)に役を与えろ!との無理な条件を突きつけてきて。
女優としての才能がてんでないオリーブに頭を悩ませるデビッド。
この舞台、上手くいくの?と不安が募る中
オリーブのボディガードとして稽古場に居座るギャングのチーチ(城田優さん)が、思いつくままデビッドにアドバイスするごとに、脚本はどんどん面白く生まれ変わっていき…。
チーチの脚本家としての才能を認めたデビッドは
ついには、皆に内緒でチーチと共に脚本を作ることに。そして舞台は大成功を収めるのですが…。
1920年代のニューヨークを舞台にしたお話です。

1920年代のニューヨーク、ナイトクラブのダンスホールは煌びやかで
女性たちのドレスはビビッドな色合い、露出も多くセクシー!
劇中音楽もその年代の音楽を翻訳して使用してあるので
ネオンが散りばめられた舞台セットとともに、一気にその時代に連れていってくれます。
女性たちが歌い踊るあまりの華やかさに夢を見ているようで、
もし私が今よりも多感な10代にこのミュージカルを観ていたら、ミュージカル女優を目指していたかもしれないと思うほど
きらきらと眩しい夢のような世界でした。

ただ、それとは反対に
みすぼらしい小さな部屋で、貧しさのあまり結婚にも踏み切れないまま恋人と暮らす劇作家のデビッド。
この暮らしから脱したい、成功したい!
そんな強い想いが、ギャングの親玉をスポンサーにした舞台を作るという危険な選択をさせたのかもしれないなぁ…と思うほど
最初のナイトクラブのシーンとは差がありました。

だからこそ、転がっていく物語。

城田優さんが、まぁ素敵で!!!
舞台映えするお顔立ちと長身。
ギャングの役なので、暗い色のスーツに身を包みハットを被った出で立ちで肩で風を切るようにして歩く。
ドスを効かせた低い声も渋くて迫力があります。
でも、ひとたび歌えば、その声はとっても甘い響きで…
もちろん歌はめちゃくちゃ上手…
そりゃ、コロっと落ちますわよね(滋賀県出身30代女性談)
十数人のギャング(アンサンブルのダンサー)を引き連れての、スーツ姿でのタップダンスも素敵でした。

翻訳台本には一切手を加えていない、とパンフレットに書かれていましたが
もちろんアドリブも加えられて、日本版ならではのセリフもありました。
例えば、プロデューサーのジュリアン(だったはず…)がチーチに向かって
「ん?名前はなんだ?…トート?」
と問いかけ、
チーチが
「死にたいのか?」
と答えたシーンがあって。
その瞬間、客席からは悲鳴にも近い黄色い声が上がっていたのですが、
あれは城田優さんが過去に出演された「エリザベート」ネタなんですね!

隣の席で観劇されていたご婦人が

「城田優さんのトートは、それはもうかっこよくて…」
とうっとりしながら教えてくださいました。
ご婦人の話と言い、あの皆さんの反応と言い…

…観たい。(←チョロい)

城田優さんのことばっかり書いてますが
平野綾さん演じるおバカでキンキン声の愛人オリーブはどうしようもないのに憎めないし、なによりあの声の持ち主・平野綾さんにしかできないオリーブでした。
ブラザートムさん演じるギャングの親玉も
気の弱さがなんとなくにじみ出ちゃうような可愛い人で。
登場人物それぞれがとても魅力的でした。

気になって「エリザベート」調べていたら、城田優さんもですが、古川雄大さんもご出演なさっていたんですね…!黒執事の古川セバス大好きなのです…!
「エリザベート」再演求む。


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